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栄養素について>炭水化物(糖質)>食物繊維について
炭水化物は糖質と食物繊維を総称したもので、穀類・いも類・砂糖類に多く含まれエネルギー
源となります。過剰摂取は、脂肪肝・肥満などをひき起こす場合もあります。
糖質は、炭素・水素・酸素で構成される有機化合物で、単糖類・少糖類・多糖類3つに分類され
ます。
食物繊維は、人の消化酵素で消化されない食品中の成分です。
第6の栄養素とも言われ、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」に分類され、便秘・大腸がん予防・血糖値上昇の抑制などの、生活習慣病予防や腸内環境改善などに役立ちます。
食物繊維のとりすぎは、ミネラル・カルシウム・などの吸収を妨げたり、下痢を引き起こすことも
あります。
| 不溶性食物繊維 |
水分を含むと大きく膨らみ、腸壁を刺激し蠕動運動を促し、便秘予防・大腸がん予防・有機物質の排泄などの働きがあります。
不溶性食物繊維の種類には、セルロース・ペクチン・ヘミセルロース・
リグニン・キトサン・キチン・イヌリンなどがあります。 |
| 水溶性食物繊維 |
便秘予防・血糖値上昇の抑制・高血圧や高脂血症予防・糖尿病予防 ・動脈硬化予防・肥満予防などの働きがあります。
水溶性食物繊維の種類には、ペクチン・グルコマンナン・フコイダン・
アルギン酸などがあります。 |
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