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栄養素について>ビタミン>ビタミンE(脂溶性ビタミン)
ビタミンは、肉類・魚介類・野菜類・果物などに多く含まれ生理作用を調整する働きがあり、不足すると欠乏症を起こします。
ビタミンは13種類あり、水に溶けにくい脂溶性ビタミンと水に溶けやすく油脂に溶けにくい水溶性ビタミンに分けられ、水溶性ビタミンはさらにビタミンB群とビタミンCに分けられます。
<ビタミンEを多く含む食品>
ビタミンE(別名:トコフェロール)は、魚介類・植物性油脂・種実類・小麦はいが・モロヘイヤ・かぼちゃ、などに多く含まれています。
脂溶性のビタミンEは、ビタミンB2やビタミンC・β-カロテンといっしょにとると、抗酸化力が高まります。
<ビタミンEの性質と生理作用>
| 性質 |
酸化されやすい |
| 生理作用 |
抗酸化作用が強く、過酸化脂質の生成を防ぐことで、細胞の老化抑制につながります。
末梢の毛細血管を広げ血行をよくする働きもあり、冷え性などの血行障害改善につながります。 |
<ビタミンEの過剰摂取と不足した場合>
| 過剰摂取 |
特にありません。 |
| 不足した場合 |
過酸化脂質が増加することにより、赤血球の溶血を起こす場合もあります。
また、動脈硬化や血行障害などにつながります。 |
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