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栄養素について>ビタミン>ビタミンB6(水溶性ビタミン)
ビタミンは、肉類・魚介類・野菜類・果物などに多く含まれ生理作用を調整する働きがあり、不足すると欠乏症を起こします。
ビタミンは13種類あり、水に溶けにくい脂溶性ビタミンと水に溶けやすく油脂に溶けにくい水溶性ビタミンに分けられ、水溶性ビタミンはさらにビタミンB群とビタミンCに分けられます。
<ビタミンB6を多く含む食品>
ビタミンB6(別名:ピリドキシン)は、レバー・肉類・魚類・豆類・牛乳バナナ・さつまいも、などに
多く含まれています。
<ビタミンB6の性質と生理作用>
| 性質 |
酸性にはやや安定していますが、中性・アルカリ性には不安定で、光によって分解される |
| 生理作用 |
アミノ酸の代謝やたんぱく質の代謝に関係しています。
また、皮膚の健康維持や貧血予防、神経伝達物質の合成などにも関係しています。 |
<ビタミンB6の過剰摂取と不足した場合>
| 過剰摂取 |
通常の食事で過剰摂取になることはありませんが、大量摂取した場合は、知覚神経障害などの神経系障害、シュウ酸腎臓結石などが起きる場合もあります。 |
| 不足した場合 |
手足のしびれ、皮膚炎、口内炎、湿疹、貧血などが起きる場合があります。 |
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