食品の栄養と健康生活
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子どもの肥満は、生活習慣病予備軍とも言われています。また、メタボリックシンドロームという言葉を耳にする機会も多いと思います。日々の健康維持には、適度な運動とバランスのよい食事が欠かせません。乳製品や根菜類・緑黄色野菜・豆類・海藻類などの栄養や妊娠中の食事、骨粗鬆症対策、生活習慣病や便秘対策など、食品栄養と健康生活についてご紹介しています。少しでも皆様のお役に立てることがあれば幸いです。
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ボツリヌス菌と症状

ボツリヌス菌と症状について


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ボツリヌス菌と症状


■ボツリヌス菌(毒素型)
潜伏期間:約18時間〜36時間
土壌に広く分布し、酸素を含まない食品中(びん詰・缶詰・真空包装食品など)で増殖する菌で、強い毒素を産生します。 ボツリヌス菌は、致死率の高い細菌と言われています。


■乳児ボツリヌス菌
生後6月未満の乳児に生じる疾患で、口から摂取したボツリヌス菌が腸管内で毒素が発生して
おこります。蜂蜜や床のホコリ・土などから摂取され、哺乳力が弱くなる・泣き声が弱々しくな・
首の座りが悪くなるなどの中毒症状が起きます。


■ボツリヌス菌の症状
吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・視力低下・難聴・言語障害・呼吸困難などの症状が見られます。
治療は(乳児ボツリヌス症以外)、抗毒素抗体投与が主体です。
■食中毒の予防
・真空パックや缶詰が膨張している場合や、食品に異臭がある時は食べない。
・食品製造に関わる人は、薄いゴム手袋・マスク・帽子・などを着用して手や指を十分に消毒してから調理する。
・野菜類・魚介類はできるだけ加熱して食べる。
・ふきんやまな板・冷蔵庫内などを清潔にし手洗いを十分に行う。
・冷蔵庫での保存や加熱などにより予防することができます。


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